ネバ―エンディング“こわいネコ” ~子どもの宿題との闘い~

勉強に終わりはない

小学生のお子さんをお持ちの方、長期休み中のお子さんの宿題、どうされています?

ちなみに、わが子のクラスは子どもが自分で丸つけして良いことになっています。
ですが、わが子は
「自分で丸つけしたら、ズルすると思う。」
と、なんとも正直な(?)宣言をしているので、親の私が丸つけをします。

理想を言えば、宿題をしているわが子に寄り添い、分からない問題があれば「あ~、ここはね。。。」なんて教えてあげられれば良いんでしょうね。
ですが、「長期休み=講習授業」で、休みの時期ほど私は忙しい(-_-;)

そんなわけで、我が家の丸つけは“交換日記方式”になっています。

子どもが宿題をする

手が空いた時に私が丸つけをする

間違えた問題があるページには、上側に付箋をしておく

間違えたページに付箋

こんな感じに。
これは、今年の春休みの宿題のワークなんですが。
なんか“こわいネコの集団”ですよね。。。(^^;)

「なんじゃ~!この間違いだらけのワークは!!( ゚Д゚)」
と言いたい気持ちをグッとこらえ、わが子に返却。

で、わが子は直し終わると、付箋を横向きにしておきます。

付箋を横向きに

こんな感じ。

で、また私が丸つけをし、再度間違えていると。。。

再度上側に付箋

再び上側に付箋をして、こんな感じ。
まだネコが結構残っている!?( ゚Д゚)

全て正解になって付箋ゼロになるまで、この流れが延々と続くわけです。

私の頭の中は
♪ネバ―エンディングストーーリーー
 あああ~あああ~あああ~♪

向きを変えただけの“こわいネコ”が、ネバ―エンディングで行ったり来たり。

一応、間違えた問題には、余白にヒントを書いておきます。
ですが、誤答もなかなか困った誤答でして。。。

社会で、地図を見て

〇〇橋は(    )川にかかっています

と、(  )の中に川の名前を書く問題に

〇〇橋は(ふつうの)川にかかっています

という答えを書いていたり、

森林は(   )のダムとよばれ…

という問題に

森林は(ただ)のダムとよばれ…

と書いてあったり。。。(-ω-;)
ヒントを書く気も失せてしまいますが。。。(-ω-;)ウーン

他にも、理科の、夏の大三角形の白鳥座の星の名前を書く問題。
わが子の答えは

デブ

これは悪口!」とヒント(というより、文句)を書いてしまいました(-ω-;)
(ちなみに、正解はデネブです。)

子どもの宿題、親にとっても闘いです。

これは持論ですが。。。
長期休みの宿題、学力の定着・向上という理由はもちろんですが、それ以外の理由も大きいと思うんです。
先を見通すこと、計画を立てること、計画通りに行うこと、自分を律すること。。。
こういった力をつける目的もあるんじゃないかと。
中には「計画通りに進めないとエライ目に遭う」ということを、身をもって知るお子さんもいると思うんです。(大きな声では言えませんが、私もその類の子どもでした。(^^;))

お子さんに宿題を教えていて、イライラしてしまう親御さんの気持ち、痛いほどわかります。
私もそうですし。(^^;)
そういう時には、↑上記のような宿題の目的を考えるようにしています。
全部の問題を完璧に理解させられたら、それは最高に素晴らしいんですけど、それが難しくても、計画通りに進めていく力を養わせているんだ、と。
なので、「8割で良し!!」くらいの気持ちで教えています。
それで、あまりに何度も間違えて戻ってくる問題は、余白に“ほぼ答えですよね?”のようなヒントを書いています。(^^;)

まぁ、でも、自分が子どもの頃、こんなに宿題で親の手を煩わていなかったと思うんですよ。
丸つけしてもらった記憶もありませんし。(記憶から消えただけ!?)

お子さんの宿題と向き合っていらっしゃる保護者様、本当にお疲れ様です。
ぜひ、ご自分を褒めてあげてください(⌒∇⌒)

そして、難しい宿題こそ、塾に持って来てくださいね。
授業内か自習の時間に、解けるようにサポートします!!

皆さんのお家の宿題事情はいかがでしょうか?