主語さんの席の後ろは動詞さん ~be動詞と一般動詞の最初の授業~

去年改訂された英語の教科書、諏訪盆地の中学校では東京書籍のNew Horizonが採用されています。

東京出身の私も中学時代の教科書はNew Horizonだったので「懐かしい~♪」とパラパラ見てみると、登場人物が全然違ってビックリ!(当たり前か(^^;)
私の時代は、メインキャラクターはKenとKumi、そしてMike・Fred・Janeのきょうだいがメインだった記憶があります。(私も!という方、同世代ですね!!)
あ、でも、2年の基本文でNancy is the youngest of the four.というのがあったから、NancyもMikeの家族で4きょうだいか?と今更ながら思ったりしていますが。。。(;’∀’)

それはさておき、新しくなった中1の教科書、Unit1でAre you?とDo you?が同じページに出てきます(;・∀・)
それだけでも「おー----!!Σ( ̄ロ ̄lll)」という感じなのですが、次のページにはcanも登場しますΣ( ̄ロ ̄lll)

上手に教えないと、ルールがごっちゃになる。。。(´;ω;`)

私は中1に最初にbe動詞&一般動詞を教える時から、「主語」「動詞」と文法用語を使います。
「文法用語、難しい~('A`)」って思うかもしれないですが、文法用語は避けて通れないですし、文法用語がわからない方がかえって躓くんじゃ?と思っています。
「主語や述語は小2で習ってるんだよ。『小2の国語はスイミーしか覚えてない』って言われるんだけどさー。」
なんていう小噺(?)もします(*^。^*)

その後、be動詞と一般動詞の違いを力説!
(これも「be動詞」「一般動詞」という用語を使います。)

「何だ」「どんなだ」→be動詞を使う
「どうする」→一般動詞を使う

しつこいくらい言います。

そして、「1番前の席に“主語さん”が座って、次の席に“動詞さん”が座って、その後ろに“おまけさん”たちが座るんだよ。“おまけさん”にもそれぞれ名前があるんだけど、今はまとめて“おまけさん”で良いよ。」と図解?します。

また、
「『~です』の文はほとんどbe動詞の文なんだけど、『好きです』『ほしいです』『~したいです』の3つは一般動詞なんだよ。」
という説明を加えます。

最後に、be動詞と一般動詞を一緒に使ったらいけない、という説明をします。

ここまで説明しても、I am like soccer.なんて書いちゃう子がいるんですけどね(^^;

ただ、最初にしっかり文法用語を説明して、その後も一貫して文法用語を使うので、中1の最初から通塾してくれている生徒さんたちは“文法用語アレルギー”を発症することなく授業が進みます(^ω^)

中1は入学直後はオリエンテーションばかりで学校の授業が本格的に始まるまで時間があるので、この時期から通ってもらえると最初に文法の土台の部分をじっくり教えられて本当にありがたいです!!
「中学のペースに慣れてから塾を考えよう」と思う気持ちも重々承知の上ですが、できれば入学と同時に通い始めてほしい!と切実に思います(´;ω;`)

あと、ちょっと前まで小学生だったので、「後に続けて発音してね~」と言うと、素直に張り切って発音してくれます(゚∀゚)
学年が上がると恥ずかしがって発音してくれない子が増えるんですけど、読めない単語は書けないですからね(゜-゜)

そんなわけで、今年度の中1をパシャリ♪
(写真は数学の授業風景)